東セミ久喜のブログ

心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくります。

お医者さん?

「すみません!体調が悪いので薬をください!」

 

こんな風に病院の診察室の扉を開く人はいますか?

そんな人がいるとしたら、おそらく病院の先生は、

「落ち着いて下さい。どこがどのように悪いのか教えていただいてもよろしいですか?」

こんな質問をするのではないかと推測できますね。なぜなら、医者だって、どこがどう悪いかがわからないと適切な処置ができないからです。

 

うちの塾でも、

「先生!数学ができないです!」

「社会のプリントを下さい!」

このように職員室に入ってくる生徒が昔からよくいます。

講師も、勉強を教えることができても、どの範囲がどのレベルでできないのかがわからないとその生徒に合った適切な指導ができません。

 

今いるレベルよりも一つ高いレベルに上がるには、自分の弱点を的確に分析する考える力と、何が弱点なのかを的確に伝える力を共に成長させることが重要になってくると思います。

 

「先生!数学の一次関数が、基礎の計算からできません!どうしたらできるようになりますか?」

このように、何かを具体的に表すことが、他人に何かを伝える力なのかもしれませんね!

                               教務主任 野口