東セミ久喜のブログ

心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくります。

頭が良くなる瞬間

皆さんは、頭が良くなる瞬間っていつだと思いますか?

 

問題が解けたとき?

先生に分かりやすい説明をしてもらったとき?

 

実は、どちらも違います。では、私たちの頭が良くなっている瞬間はいつなのでしょう?

 

答えは、「考えているとき」です。難しい問題にぶつかって、自分の持っている知識を総動員して考えている瞬間こそ、私たちの頭は良くなっているんです。

 

ですから、分からなかったらすぐに先生に聞くということは「頭が良くなる瞬間を無駄にしている」と言えますし、分からなかったらすぐに教えてくれる先生も「頭が良くなる瞬間を奪っている」と言えます。先生たちが最も気をつけているポイントです。

 

もし難しい問題に出会ったとき、すぐに先生に聞く前に、10分間自分で考える癖をつけましょう。ノートや教科書、問題集であれば解説を、よーく見返すようにしましょう。それだけで、みなさんの勉強の質は劇的に良くなるはずです!

 

                                 校長 島根