東セミ久喜のブログ

心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくります。

アイロンがけ。

 「しゅー!」とけたたましい音とともに立ち上がる蒸気はまるで機関車のようだ。

 

くしゃくしゃになったスーツに、機関車のように硬い金属の塊をあてがうと、くしゃくしゃだったスーツが嘘のようにまっすぐに凛々しい姿へと変わっている。

 

それはまるで複雑に見える関数に、微分を行っていく作業に似ているのかもしれない。

実に清々しい気分だ。

 

凛々しくなったスーツで仕事を行うのは、背筋を伸ばし、より一層気合も入る。

 

これは授業の取り組みでも同じことが言えるのではないだろうか。

周りの環境を整備して、背筋を伸ばして授業に取り組むことで、より一層集中力が高まった状態で授業を受けることができる。

 

「授業に集中できてないな…」と思ったそのときにでも、背筋を伸ばしてもう一度集中力を入れ直すのも良いかもしれない。

 

                               教務主任 野口